~体・心・魂(脳)の癒し処~「氣らくらく院」 | 日記 | 岩瀬式オリジナル整体術 20ステップ■2024年5月4日再編成文①

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~体・心・魂(脳)の癒し処~「氣らくらく院」 の日記

岩瀬式オリジナル整体術 20ステップ■2024年5月4日再編成文①

2022.03.02

















































■岩瀬オリジナル整体術とは

岩瀬式整体術とは?
秘技といっても、こうして公開してしまっているので、秘技ではなくなっていますが・・・私が、今の整体院をはじめてから、多くの臨床を重ね培った手技とノウハウの集大成を惜しげなく、公開します。

この操法が完成したのは、今から、約40年前です。
現在も、当時とほぼ変えることなく使っております。

たった20のステップ
で・・・、

順序通り行えば、ほとんど満足のいく結果が得られると自負しておりますが、ただ、テクニックにだけとらわれていると、相手の要望に応えきれなくなる時もあります。

「せっかく私を頼ってきてくれたのだから、出来る限りこの人の悩みを解決してあげたい。」との思いがあってこそのこの操法です。

10人いれば10通りのやり方が必要です。しかし、この基本となる操法を覚えてさえいれば、いかなる症状の方にもきっと、対応できるようになります。

※写真はセミナーのテキストにも流用しているものですが、古いものもあり、不鮮明な点はご容赦ください。
岩瀬式整体術(下肢操法) 操法を始める前に、まず、相手方の足の長短を確認します。

ほとんどの方が、普通に日常生活を送っているだけでも身体に歪みを生じています。

それを判断するのに足の長さを診るのが1番手っとり早いのです。
両足の親指を合わせ、踵(かかと)の高さを見ます。
※上記写真では、術者が親指で足の裏を押さえているようにも見えなくもないですが、ただ、拇指をあてているだけです。

この場合、左足が低くなっています。左足が短いということになります。ですので、施療は短い方の左足から始めます。





























■岩瀬式整体術 ステップ①
                                              注)全指は痛みを感じやすいところなので強く握らない。

 
                        ✭術者は、必ず両膝頭で屈曲されている受け手の膝頭をしっかりと挟み込んで正座(厳守)
■受け手の姿勢は、左ひざを90度に屈曲させうつ伏せ。
■術者は、90度に屈曲した受け手の膝頭を、自分の両足で挟み正座。
                                           ※左肩の力を抜いて
気功ステップ施術1 足首回転
■術者は、右手で受け手の左足首を軽く把持し、左手(利き手の方が回転を行う時やりやすい。)は受け手の全指の先を包み込むように把持し、その姿勢で受け手の足首を内外側に回転運動させる。
■受け手の筋肉の緊張の程度をみながら、適度な回転運動を行います。
※足首の回転が悪い時は、背中(肩甲骨間)を、とんとんと2~3回手のひらで叩く
※自律神経失調症の方は足首の回りが悪い
注)受け手の足首を把持している術者の手の握りの力が強すぎると回転時に、アキレス腱を傷める場合がありますので、更に、受け手の全指の裏は爪を立てて握らない。痛みが強く感じやすいところです。
注)足首を握る時は、人指し指を除いて、4指で軽く支えるような感じで握る。
■適応・・・足首下腿全体の筋肉の緊張緩和脊柱起立筋や、頸椎部の不快緩和等に効果的です。
※右頁(全ての)は、本ページ(左側の頁)の説明をより分かりやすく解説した頁で準手書き文となっております。



②ステップ② 足甲回転調整
※まず、ステップ1と同様の姿勢から行います。
両膝で相手方の屈曲させた膝を両膝で固定します。
                                                              ※指先を把持している左手は、前方に押し出す。
整体術ステップ2 足甲回転運動
                                       ※右手で把持しているかかとは手前に引き寄せる

※術者は、右手で受け手の踵(かかと)を把持し、しっかり伸ばします。
左手は、受け手の足指先を軽く握ります。
整体術 足甲回転 甲を伸ばして回転させる
※踵を自分の方へ引き寄せ、足指先は前方へ押しやる
そして、左右へゆっくりと回転運動をさせる。
整体術 指の位置
■4指をのばした状態
で受け手の全指を包み込む感じで把持する。
術者は、肩の力を抜いて、背筋は直立に伸ばし、リラックス下状態で行います。




■ステップ④ 足首牽引

整体術ステップ4 足首牽引
※受け手は、足を90度に屈曲させ、うつ伏せに寝ます。
術者は、受け手の膝裏を術者自信の膝頭で固定し、受け手の左足首を、両掌で包み込むように把持し、その姿勢で受け手に下腿をチョンチョン2~3回上方に牽引します。

注)膝の圧の加減に注意が必要です。①強すぎれば、受け手は痛みを感じます。➁弱過ぎても、牽引の際、受け手の膝も浮き上がってしまいます。































■ステップ⑤ 足首内外転調整(外施)その1
足首内転法
                                     ※膝の圧に注意
※左手のひらで、受け手の踵を軽く把持し、右手のひらで指先を包み持ち、左足首を外旋(上記写真)

■ステップ⑤足首内外転調整(内施)その2

続けて、内旋(下記写真)

内旋 内側に回転させる。
                                  ※膝の圧に注意
各3回ずつ行う。
















■ステップ(6)・膝関節回転その1

■術者は、左の手のひらを受け手の膝裏(委中穴)のところを抑え固定します。
整体術 膝関節の調整
                   注)術者の左手掌が完全に膝裏一番奥に密着すること(完全密着状態でないと意味なさない)

■右手は受け手の足首を把持し、その姿勢で、受け手の下腿(膝から下)を完全屈曲させた状態で、内側に回転させます。
■ステップ(6)・膝関節回転その2
■次に徐々に、受け手の下腿を屈曲させていき、踵が受け手の臀部(おしり)につくように加圧しながら回転させていきます。
臀部に加圧しながら回転させていく。
注)・・・この時点でも術者の左手は完全に受け手の膝裏に差し込むこと。
■ポイント・・・無理に臀部に押し付けるのではなく、受け手の筋肉の弛みにまかせて、加圧回転を心がけます。(約20回程度を目安に)














■ステップ⑦・膝関節回転その3

■ステップ6での調整法では、左手のひらを膝裏に入れて行いました。
今度は、手のひらを臀部(腰のあたり)に軽くおいて行います。
膝関節調整法その2
■ポイン・・・屈曲させた受け手の膝を回転させながら、踵骨部が臀部につくように徐々に加圧回転を行う。
■ステップ(7)・膝関節回転その4
膝の回転 内回転のみ
注)決して、術者の力で押しつけるのではなく、あくまで受け手の筋肉の緊張の弛みにまかせてその手助けをするのみにとどめておく。※上記整法・・・次のページに説明文続く














※上記イラスト状態は最終段階として上記状態になるのが理想ですが決して絶対に付けようとしないこと。あくまで受け手の筋肉の度合とのやり取り程度での整法を心掛ける。
■ステップ(7)・膝関節回転その5

受け手の筋肉の弛みにまかせて行う。

                               ※術者は押さえている手(左手掌)には軽い圧を加えて・・・





















■ステップ⑧ 後上腸骨棘(骨盤変位)調整

※この整法は、岩瀬整体術を長年施療する中でもっと簡単に骨盤調整が出来ないものかと試行錯誤している過程で発見〔氣づいた)したものです。
※術者は左掌を受け手の左臀部にあて、
右手は受け手の左足首を把持します。
骨盤変位の調整
                  注)一気に倒すのではなく、徐々に倒していく。
※そのままの姿勢で、臀部にあてた左掌に適度の圧を加え(下に押さえつける感じ)と、同時に右手で把持している受け手の左足首(下腿)を反対方向に倒していく。

への字のように折り曲げる。
※上記写真のように完全に反対方向に倒した状態でアジャスト(加圧)する。

注)もし完全に倒しきれていなかったら、受け手の下肢(特に大腿骨頭)周辺に痛み感が走るときが有りますので完全に倒しきっているか確認の上アジャストを試みる。



※このステップ(8)後上腸骨棘(骨盤変位】調整法は岩瀬式整体術の中でも(他に類するものはない)的テクニックと今までま臨床の中でも適応範囲の多いテクニックですので幾つか手書き部分含めて事例を特別枠として掲載して置きます。







■ステップ⑨ 腸骨稜(ちょうこつりょう)上部揉捻(この整法も右頁に特別枠として記事を掲載します)

※前のステップ(8)同様このステップと次のステップの整法は、この整体法の中で、最も重要な操法になります。
この整法を実践(取り入れる)する理由は前整法「後上腸骨棘(骨盤調整)」を実施した後に生じる筋肉の溝(ゆがみ)を正常化(歪みの前の位置に戻す)する為の整法です。
※術者は、受け手の左大腿部と右大腿部を交差させて、両足の間に自分の右足を差し込んで、膝立て位。
指先で押しまわす。
■術者は高くなっている受け手の左腰の腸骨稜上部に、
両手を重ねて円を描くように、内外側に指先回転揉捻を行う。
指先を腸骨にセット
■ポイント・・・筋肉をストレートに揉捻するのではなく、浮いた受け手の腰を立体的に揉捻します。
※腰の疾患あるいは、骨盤の後下方変位(PI腸骨)を調整した後に起こる筋肉のひずみ(歪み)等を
整え、ズレを少なくするための処置法です。


※上記ポイント・・・骨盤の仮に後下方変位(PI腸骨)を調整した後に超骨稜上部に発生する筋肉の溝(ゆがみ)を埋めることに最適です。岩瀬オリジナル整体術の骨盤変位調整後、再度骨盤変位が発生率が少ないのはこのテクニックの活用とも言い切れます。







■ステップ⑩ 寛骨(かんこつ)調整(この整法も右頁に特別枠として記事を掲載します)


※ポイント・・・このステップ⑩もステップ⑨と同様に重要整法になります。

■この整法は前整法の腸骨稜上部の揉捻の効果率が高いのは、この寛骨調整あっての所以です。

■術者は、受け手の左大腿部(左下肢を上に)と大腿部(右下腿を下に)を交差させ、受け手の両脚の間に、自分の右脚を差し込み、膝立て位
術者は、上半身を反対方向へ

※右4指で、受け手の右側の上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)にひっかけ左手掌は受け手の左大臀部(だいでんぶ)に固定

※ポイント・・・右手を、左側へ持ちあげるように引き寄せて、寛骨(かんこつ)(腰全体)を、左側に回放伸展(捻じる)を2~3回行う。

回放伸展時には、受け手の筋肉の緊張の程度をみながら行う。

ここまで終了したら、
ステップ1に戻って今度は、反対側をここまでと同じ操法で行います。















■反対側もここまで調整法が終了した時点で、足の長さを確認します。


両足の拇指を合わせ、踵の高さを確認します。初めの検査より、
足の長さが違っていたら、骨盤の変位が改善されたことになります。
※下記写真は、施療を始める前の受け手の両足の状態です。上記写真と見比べると
施療前と施療後の差がはっきりわかると思います
















■ステップ⑪ 腰腹部手刀浸透押圧
手刀の手で浸透押圧
始めは、手刀(手根部)で腸骨稜上部をゆっくりと押しこむように、わき腹方向に
スライドさせる感じで手刀押圧をします。

やや強めに圧をかける。
次に、手刀(手根部)が筋肉に浸透するように、やや強めにゆっくりとわき腹方向へと
スライドさせる。腸骨稜上部に沿って反円を描くように手刀を走らせる


腸骨稜上部の3か所
■上図は術者が受け手の左側で行う場合です。反対側で行う場合は、すべて逆になります。※術者が受け手の左側で行う場合は、施療する手は左手になります。








■ステップ⑫ 臀部(大転子周囲)手掌強擦
臀部掌強圧
■術者は、左手首を右手で持ちながら、受け手の右側の臀部(お尻の側面)を練り揉みします。
※ポイント・・・筋肉の奥底まで圧が浸透するように、強圧を加えながらリズミカルに行う。
掌を重ねる
または、掌を重ねて、手掌圧で行ってもよいです。
手掌内で臀部をつまんでは離しながら、筋肉を手の中で転がすような感じで、
臀部全体を移動しながら動作を繰り返します【次の頁のイラストを参考に)。
臀部強擦
臀部(骨盤横壁)重ね手掌で練り揉み(揉捏)する。
臀部中央から練り揉みしながら、揉む範囲を広げていき、
最終的には、大転子周囲まで、筋肉摘み揉みを繰り返す。












■ステップ⑬ 前腕尺骨外側による下肢後面強擦


■前腕尺骨(ぜんわんしゃっこつ)で、下肢のの後ろ面を尺骨部を左回転させ
ながら下腿部(足首方向)に移動圧を行います。


前腕尺骨で強擦

※前腕尺骨(肘から手首の中間部)で臀部からアキレス腱まで、順次行う。

※はじめに、腸骨稜上部(腰)から臀部を重点的に行い、下肢へと進みます。

※臀部を行う時は、肘頭を臀部に差し込む感じで強めに圧迫揉捏します。


※次に、坐骨部から下肢ラインを行い、そして外側面ラインを行いますが、
外側は痛みを感じやすいところですので、軽擦で行います。


坐骨部から下肢ライン

※前腕骨部を左回りに回転させてやることで、受け手の痛み感を和らげる
ことができます。


※ここまで終えたら、術者は受け手の反対側に移動して、
腰腹部手刀浸透押圧(ステップ⑪)からここまでを同様に反対側も行います。













■ステップ⑭ 両下肢屈伸展

受け手の両脚を交差させて、屈曲伸展します。
受け手の膝を折り曲げ、交差する
術者は、両手の力で屈曲させるのではなく、
あくまで、前方に体重移動圧のみで行う。

交差していた足を入れ替える。
交差していた足を入れ替えて、同様に体重移動圧で屈曲伸展させる。




























■ステップ⑮ 両下肢屈曲伸展

受け手はうつぶせ寝、両踵(かかと)をお尻につけるように両足を同時に屈曲させます。
両下肢の屈曲伸展
※次に、足の甲の完全転捻。

※一旦、屈曲させた足を戻し、再度両足指を把持して屈曲させる。
※ポイント・・・受け手の両踵を臀部に押しつけるようにして下腿(膝下)の伸展を行います。


両足指を把持して屈曲


















■ステップ⑯ 両脚屈曲伸展


受け手の脚を少し開いて屈曲伸展します。


両足を少し師らいて持つ

①お尻正中線に屈曲させる。

臀部中央へ屈曲伸展

②さらに少し開いて、臀部中央へ屈曲伸展させる。

臀部側面へ屈曲伸展

③さらに開いて、臀部側面へ屈曲伸展させる。

圧を加える方向




■ステップ⑰ 両脚全開屈曲伸展

両脚を全開屈曲伸展後、側方へ押し転捻。


両脚を全開にして屈曲伸展
両足首を持ち、軽く、両側方へ、ちょんちょんちょんと、開く。

側方へ開く


■ステップ⑱ 両脚・足首・ふくらはぎ振り
術者は受け手の両足の甲を把持し、その姿勢で受け手の下腿全体を揺さぶります。そして、おもむろに、持ち上げた後、ストンと落下させます。

両脚の下腿を揺さぶる









■ステップ⑲ 両下肢全体の同時手掌軽擦

波状に擦る感じ

両手掌を臀部(坐骨部)にあてがえ、下腿に向かって撫でおろします。




■ステップ⑳ 下肢操法 仕上げ
ふくらはぎをなでおろす

大腿部を手掌で左右に揺さぶりながら下腿部(ふくらはぎ)を撫でおろす

足首で、下肢全体を揺さぶる

最後に、足首まできたら、下肢全体を左右に大きく揺さぶります。これで、岩瀬式バランス整体ステップ20・・・下肢整法は終了です。

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